水稲
□コシヒカリ
　JAにいがた南蒲管内のコシヒカリは３割減減米（化学肥料・化学合成農薬を慣行基準より３割以上削減して栽培した米）を標準としていますが、当組合ではさらに一歩進んで「こだわり米（５割減減米）」に取り組んでいます。

〇こだわり米要件
・品種はコシヒカリBL
・使用する肥料・農薬を統一して栽培
・新潟県特別栽培農産物認証の取得及びJGAP認証で管理
　食味判定でも安定して「特A」を取得する日本を代表するおいしいお米であるのはもちろんのこと、「安全・安心」にも着目し消費者の皆様にお届けするため、日々努力を進めています。

□こしいぶき
　コシヒカリの伝統を受け継ぐ早生品種としても有名な「こしいぶき」。味やツヤ、香り、粘りはコシヒカリと肩を並べる良品です。冷めても硬くならず、良食味が持続するのも「こしいぶき」の魅力。家庭用だけではなく、外食産業など新規需要にも注目されています。
　コシヒカリと同様にJGAP認証、県特別栽培農産物認証のお米です。

□新之助
　米どころ新潟が、満を持して発表した新品種「新之助」。全国から注目を集めるフラッグシップ品種です。大きな粒が特徴で甘味、粘り、コクのバランスの良いおいしいお米。厳格なJGAP（Good Agricultural Practice：農業生産工程管理）で管理し、県特別栽培農産物の認証を得て、食味・品質基準に合格した玄米のみが「新之助」として認められます。

大豆
□エンレイ
　タンパク含量が高く、甘みも良く出るので、豆腐やみそ、煮豆などに適したとてもおいしい大豆です。北陸地方で広く作付されています。

□里のほほえみ
　近年、エンレイから切り替わりつつあるおいしい大豆です。エンレイと比較して、粒が大きく、耐倒伏性に優れ、エンレイ並みの食味を持つ品種です。当組合では、エンレイ・里のほほえみを半分くらいずつの作付体系になっています。

□肴豆
　肴豆は、長岡野菜に指定されている９月下旬～１０月上旬の１０日間程しか収穫できない「幻の枝豆」と呼ばれる品種です。当組合では、枝豆ではなく青大豆として出荷しています。煮豆、酢豆にすると最高の味です。ぜひお試しください。

玉葱
□七宝（甘）
　水にさらさなくても生食できる、辛味の少ない画期的な品種です。玉葱の栄養分は水に溶けやすいので、そのまま食べられるのはそれだけでメリットになります。軟腐病や葉枯病に強いため、栽培がしやすいというメリットもあります。

里芋
□大和早生
　新潟の里芋を代表する品種です。煮崩れしにくいきめの細かさや、適度なぬめりが特徴となっています。新潟の郷土料理「のっぺ」に欠かせない、故郷の冬にはなくてはならない食材です。

こんにゃく芋
□あかぎおおだま
　大産地群馬県に負けじと、新潟県でもこんにゃく芋の栽培が行われています。こんにゃくの原料として生産し、長岡市内加工業者さんへ出荷しています。できたてのこんにゃくの味は格別です。刺身でもよし、煮てもよし、炒めてもよし。